花粉症に効果的な対策グッズとアレルギー症状を悪化させる3つの習慣について紹介

花粉シーズンは、花粉症をお持ちの方にとってつらくストレスが溜まる時期ですよね。

アレルゲンである花粉は、春先だけではなく、夏や秋の時期にも飛散しています。

アレルギー反応を起こす花粉の種類や時期は個人差がありますが、花粉シーズンが訪れる頃までには花粉症対策の準備をしておくことが大切です。

市販されている花粉症の薬は、即効性があるため、すぐに症状を軽くしたい方には応急処置としておすすめですが、体にだるさを感じたり、眠くなったりと副作用もあります。

花粉症の対策グッズには、症状を和らげることのできる鼻うがいや、持ち運びのできる空気清浄機などもあり、つらい花粉症の症状をサポートしてくれます。

本記事では、花粉症に効果的な5つの対策グッズのご紹介と花粉症の症状を悪化させてしまう3つの習慣についてご説明します。

花粉症の薬以外で花粉症対策グッズを探している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

おすすめの花粉症対策グッズ

花粉症の対策グッズは、持ち運びができるような種類もあれば、自宅で花粉症の症状が現れないようにする加湿器のような家電製品もあります。

また、花粉から身を守るための対策グッズだけを揃えるのではなく、鼻や喉、体の内側をケアできる対策グッズを揃えることも大切です。

用途に合わせて対策グッズを駆使することで、花粉症の症状を和らげることができるため、花粉シーズンが訪れる前に準備をしていきましょう。

ここでは、花粉症に効果が期待できる対策グッズを用途別にご紹介します。

出先での花粉症対策

旅行や仕事の出先でも花粉症対策は大切です。出先ではあまり荷物にならず、持ち運びのしやすい対策グッズを揃えたいですよね。

花粉症対策に特化した花粉対策グッズを選ぶことで、症状が発症しづらくなります。

ここでは、4層不織布マスクと持ち運びができる空気清浄機をご紹介します。

花粉の侵入と飛沫を防ぐ4層不織布マスク

4層構造のマスクは、一般的なマスクよりも飛沫防止性能が高く作られています。

とくに、メルトブローン不織布という静電吸着性のある極細繊維を使用して構成されている4層不織布マスクは、花粉などの微粒子をカットし、飛沫防止性能も備えています。

花粉を鼻や口から吸い込むことを防ぐだけでなく、飛沫の防止にも効果があるため感染症予防にもなる高品質のマスクです。

首からかける空気清浄機

一般的な空気清浄機は、室内の花粉やホコリが気になるときに使用する家電製品ですが、花粉対策グッズとして首からかける空気清浄機もあります。

マイナスイオンが空気清浄機から発生するため、空気中の花粉や細菌を除去し、軽量化もされているため快適なつけ心地が感じられます。

花粉シーズン中の公共交通機関や仕事中など、さまざまな場面で活躍する花粉対策グッズです。

室内での花粉症対策グッズ

花粉は外だけでなく、室内の空気中を漂いホコリに花粉が付着します。つまり、室内のホコリの溜まりやすい場所にも花粉は存在しています。

外では花粉対策のため、マスクやメガネを付けることが多くなっていても、自宅ではマスクやメガネをはずして過ごすことが多くなりますよね。

自宅での花粉対策は、花粉を室内に持ち込まないことや、室内をしっかり加湿させることが大切です。

ここでは、空気中を漂う花粉に効果的な加湿器、花粉を持ち込まないための花粉ガードスプレーをご紹介します。

乾燥を防ぐ加湿器

花粉は空気中を常にふわふわと漂っています。とくに、室内が乾燥していると花粉は宙に舞いやすくなるため、室内に湿度を持たせる必要があります。

加湿器を使うことで、花粉が水分を含み重さに耐えきれず床に落ちてくれます。

加湿機能だけではなく、空気清浄機能も一緒に備え付けられた加湿器であれば、湿気を含んだ綺麗な空気を排出し、室内の空気環境を整えられるため、花粉症対策としての効果が期待できるでしょう。

人の出入りが多い場所、寝室などに常備しておくと花粉症の症状を軽減できます。

花粉の付着を防ぐ花粉ガードスプレー

自宅での花粉症の対策として大切なことは、自宅に花粉を持ち込まないことです。

花粉ガードスプレーを洋服やカバンに吹きかけることで、イオンの膜が作られるため花粉が付着することを防ぎ、静電気の発生も抑え、自宅に花粉を持ち込みづらくなります。

花粉ガードスプレーは顔や髪にも使えるタイプがあるため、マスクが苦手な方にも花粉症対策として使えます。

また、保湿成分が配合されているスプレーもあるため、使用直後の肌の乾燥が気になる方にとっても花粉ガードスプレーはおすすめです。

持ち運びもできるため、常備しておくと便利な花粉症対策グッズの一つです。

花粉症の症状を和らげる対策グッズ

ここでは、花粉症の症状を和らげる花粉症対策グッズをご紹介します。

花粉症は鼻や目、喉の粘膜に花粉が付着することで、アレルギー症状が現れます。

先ほど、ご紹介した対策グッズを駆使したとしても、完全に花粉をシャットアウトすることはできないので、花粉症の症状が発症する可能性があります。

そのため、鼻や目、体のケアができる対策グッズを、いつでも使えるように準備しておくとよいでしょう。

ここでは、花粉症の症状を和らげる鼻うがいと、免疫機能を整えるサプリメントについてご説明します。

鼻や喉をきれいに洗い流す鼻うがい

専用の鼻洗浄器具と洗浄液のもとを使い、鼻の中と鼻から喉に繋がる気管をきれいに洗い流すことができる鼻うがい。

毎日のケアとしても鼻うがいは習慣化しやすく、洗浄器具の種類も豊富なため、持ち運びがしやすい花粉症対策グッズの１つです。

鼻うがいは痛みを伴いそうなイメージがありますが、洗浄器具と洗浄液を使うことで、痛みを感じず、スッキリとした爽快感を得られます。

鼻うがいは、鼻の奥まで入り込んでいるウイルスや細菌も洗い流すことができるため、花粉症のほかにも、インフルエンザや新型コロナウイルスの予防としての効果も期待できます。

就寝前に鼻うがいを行うことで、しっかりと睡眠が取れるようになるため、花粉症が原因で睡眠不足になりやすい方には揃えてほしい対策グッズです。

体の免疫機能を整えるサプリメント

サプリメントを飲むことで、鼻や目などの免疫機能が整えられ、アレルギー反応を穏やかにする働きがあります。

個人差はありますが、アレルゲンに対する免疫機能が過敏な方ほど、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった防御反応が強く出ます。

サプリメントは体の免疫機能を徐々に整えるため、病院などで処方される薬のように即効性はありません。

即効性はありませんが、免疫機能を整えるためにも、花粉シーズンが訪れる前にサプリメントを服用し、花粉に対する免疫力を備えていきましょう。

花粉症の症状を悪化させる3つ習慣

花粉症になると、仕事や家事、睡眠不足、集中力が低下するなど、日常生活に支障をきたすことが多くなります。

花粉症の症状を悪化させてしまう原因はいくつかありますが、そのなかでも生活習慣を見直すことが大切です。

ここでは、花粉症の症状を悪化させてしまう3つの習慣についてご説明します。

栄養バランスが偏った食生活

加工食品や添加物の摂りすぎは、アレルギー症状を発症する原因になると言われています。

現代社会の技術の発展により、加工食品や添加物が含まれた食品が増加しました。そのため、加工食品と添加物を摂取する機会が多くなるとともに、花粉症やアレルギー性鼻炎に苦しむ方の数も増加しています。

加工食品などは、食事を準備する手間がかからないことがメリットとしてありますが、食事の栄養バランスに偏りが出やすくなる可能性が高くなりますので注意が必要です。

タンパク質や脂質を多く含んだ食事、鼻や喉に強い刺激を与える香辛料などを多く摂取するとアレルギー症状を悪化させる要因となります。

発酵食品や緑黄食野菜、フルーツなどを多めに食事の中に取り入れて、免疫機能がしっかりと働くように、食事全体のバランスを整え、花粉シーズンを乗り切りましょう。

お酒の飲み過ぎには注意

お酒に含まれるアルコールは、交感神経の働きを弱くする作用があります。

交感神経には血液の循環を調節する役割があるため、アルコールの摂りすぎは交感神経を麻痺させ、血流の障害が起こり、アレルギー症状を悪化させるので注意が必要です。

またアルコールが体内で分解されるときに、アセトアルデヒドという物質が作られます。

このアセトアルデヒドは、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を促す作用があるため、お酒の飲み過ぎには要注意です。

免疫機能を低下させる睡眠不足

睡眠不足は、体力を奪い、体の免疫力の低下に繋がります。

とくに夜は、体の免疫機能が低下する時間帯です。朝や昼の明るい時間帯は花粉症の症状が出ない方でも、夜になると鼻づまりなどの症状が急に強く現れる方もいらっしゃいます。

鼻づまりが起きている状態で寝たとしても、十分な睡眠が取れず睡眠不足やストレスを抱えてしまいます。

睡眠不足やストレスは、体を司る神経の働きを鈍くしますので、免疫機能が低下し、花粉症だけでなくウイルスや細菌の感染リスクを高めます。

就寝前に、鼻うがいで鼻の中に溜まった花粉を洗い流したり、加湿器を使って部屋が乾燥しないように対策し睡眠の質が下がらないようにしましょう。

まとめ

本記事では、花粉症の対策グッズ、花粉症の症状を悪化させる3つの生活習慣についてご紹介しまいたが、参考になりましたでしょうか？

アレルゲンである花粉は、季節を問わず飛散しているため、花粉症を発症しないように事前に対策グッズを用意しておきましょう。

マスクや加湿器など、花粉から身を守るための対策グッズは自分の生活に合わせて揃えるとよいでしょう。

鼻うがいやサプリメントなどの、鼻や喉に効果が期待できる対策グッズを毎日の日課にすることで、花粉症だけでなく風邪などの予防にも繋がります。

花粉症の症状を悪化させる習慣を見直すことは、生活の質を向上させるための大切なポイントです。食事やお酒のバランスを考え、十分な睡眠を取れるように、ご紹介した対策グッズを生活の中にぜひ取り入れてみてください。